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支配と服従の狭間で:オリエント工業 ラブドール


志乃:「こんにちは♪」

オリエント工業 ラブドール 
1ヶ月ほど前に、東京の渋谷で開催していた
オリエント工業のラブドールを被写体にした篠山紀信写真展に行ってきました。
20170616115511918.jpg 
以前渋谷に来たのは10代の時だったから、15年ぶりくらいに再度来たことになるのかな.....

ジョージが今住んでいる場所は、今年で4年目になりますが、実は、ここから渋谷まで片道30分くらいで行けることに初めて気がついて
本当にジョージは東京に住んでいるのに、繁華街に行かない田舎者なんだなぁと改めて実感しましたw


写真展が開催されていた場所は、アツコバルーという、こじんまりとした美術館?でした


行き方は
渋谷駅に着いたら、とりあえず忠犬ハチ公前の方に向かいます。
2017061612002701d.jpg 
そしたらスクランブル交差点が見えますので、そこから渋谷109方面に向かいます。
20170616115514171.jpg 
109を左手側で眺めながら、そのまま道のりを進んで行きますと、ドンキホーテが見えます。
2017061611551650d.jpg (マリオカートが見えますけど割愛しますねw)

ドンキホーテからちょっと先に進んだところを左に曲がると、右手にファミリーマートが見えますので、そこの2階がアツコバルーです♪
20170616115512edb.jpg 
徒歩で5分ほどでしょうか.....



ラブドールをお迎えしてから興味をもっていたのは、去年の6月頃?に東京銀座で開催していた
人造乙女美術展でした
ヴァニラ画廊人造乙女美術館 ヴァニラ画廊人造乙女美術展


ジョージは、ラブドールを購入したのが去年の9月でしたので、今回のような人と直接顔を会わせるイベントに来たのは初めてでありました。

なぜ、興味があったのかというと、それは、来客のほとんどが女性という情報をネットで見つけたからでした



なぜ、女性客が多いのだろうか...
普通は、ラブドールに興味を持つのは男性であって、女性は逆に、リアルな女性の形をした等身大の人形に対して、しかもそれはリカちゃんのようなお人形界のアイドルではないのだから、違和感や拒否感があるものなのではないのか?
と素直に思ったからです。



ラブドール持ちのジョージにとっては、実はラブドールの写真なんかは興味が全く無くて、
あるのは、ラブドールに興味をもったリアルの女性たちの感情でした。
オリエント工業 ラブドール 
アツコバルー内に入ると、まず出迎えてくれたのは、ドリンクバー🍸兼受付担当をしているキュートな女性でした。
館内の広さは、大体、25畳くらいでしょうか
こじんまりとした比較的閉鎖的な空間でした。

ジョージは、ここに来る前の午前中は、遊園地みたいに広かった六本木の新国立美術館でミュシャ展を見てきたので尚更そう感じました。
ミュシャ 
ジョージは、この日14時頃に来館しましたが、観客は大体20人くらいだったでしょうか。

入口付近は、篠山紀信の写真が10枚ほど飾られていましたが、奥の方にちょっとした小部屋があり、なにやらそこから音楽が聴こえていました。
入口からでは、壁が隔てていて、その奥の部屋がどうなっているのか見えませんでした。

音楽が聴こえる方に行ってみると、そこには、篠山紀信が撮った沢山のラブドール写真の映像が大画面で流れていました。

驚いたのは、この時でした。
なんと、その映像を観ていた人全員が女性ではありませんか!
しかも、全員20代前半くらいの若い女性です。
中には、大学生みたいな超真面目そうな娘も混じっていて、この時ジョージは正直
「来てはいけない所に来てしまったのか?」
と思い、ラブドールなのに、御徒町のショールームみたいに気軽に男が行ける(行けないかw)空間とはまるで別物だとその時感じました。



対象物がラブドールなのに、なんなんだこの光景は.....
ラブドールだぞ...
普通は、頭の中がエロと妄想でパンクしそうになった男たちが集まるような場所ではなかったのか?
何故だ
何故、女性しかいないんだ....

 \ふおぉぉぉぉぉwww/
   ∩___∩
  |ノ   ヽ/⌒)
  /⌒)●  ● | |
 / /  (_●_) ミ/
(  ヽ  |∪| /
 \   ヽノ /
  /     /
 |     /
 | /\ ヽ
 | /  ) ノ
  ∪  ( \
     \_)
ジョージの頭の中は、エロでパンクしそうになったのではなく、観客が8割方若い女性であったことに、戸惑いを隠せませんでした。

一体、今の若い女性たちは、どうしてラブドールに興味をもったのだろうか?
オリエント工業 ラブドール 

先日朝日新聞でこんな記事をみつけた

ラブドール新聞 朝日新聞 
この記事の内容は、先週の6月11日までアツコバルーで開催していた、ラブドールの展示会のことなので、篠山紀信のラブドール写真展とは少し趣旨が異なるかもしれないが、それでも彼女たちがオリエント工業のラブドールに興味があることには変わりはないだろう。


記事によると、女性客がラブドールを実際に見て、触った感想は
「綺麗」
「可愛い」
「メイクの参考になる」
というような比較的前向きな気持ちで表現されていたが、果たして本当にそうなのだろうか。




ジョージは、ジェンダー論の専門家ではないので、一概にこうだ!と言うことはできませんが、
しかし、ラブドール写真展で見た、女性客達の表情は決してそのような表面上の気持ちなんかで見ているとは思えなかった気がしたのです。

あの時、一番印象に残っていた女性は、リクルートスーツのような姿で、ラブドールを見ていた方でした。

初めての就職活動への数えきれないほどの不安

そのような空気を感じました。




実は、ジョージは3ヶ月ほど前に、職場が新しく変わりました。
始めの仕事への心構えの詳細は、前回の記事で紹介しましたので、そちらを参考にお願いいたします。

仕事の環境が変わったことで、人間関係をより良いものとしていきたい。
前回の記事の取り組み方で、仕事の経験が20年以上のベテランの上司たちとは、なんとか上手くやっているとジョージは感じています。

でも、このやり方で厄介だったのは、ジョージよりも年下の先輩たちでした。

職場が変わると、今まで経験してきた職種であっても、やり方やルールが異なるので、自分の思うようにスキルが発揮出来ないことがあります。

最終的に求められるものは、結果的に同じ所に辿り着くのですが、そこまでの道のりが異なるような感じでしょうか?

いきなり割り込んできた新人が、今までやってきた仕事の内容が同じだからと、勝手な振る舞いをされては困ることは、どの職場でもあてはまることだと思います。

なので、ジョージは
「3ヶ月間は黙って指示に従う」
ことにしました。

ん?(  -_・)?と、気になったことは、一応質問したのですが、そこで納得(不満かなw)しなくても、取り敢えずは心の奥の引き出しに閉まっておいてやり過ごしていました。
後は、ジョージが暗いイメージをもたれないないように、いつもニコニコしていました。

まさに、人形ですよね.....

オリエント工業 ラブドール 
言われるまま、されるがままの状態です。

どんなに、理不尽な事を指示されても、ラブドールのようなジョージは、いつもニコニコして命令に従っていました。

そんな印象を受けた、ジョージより年下の先輩は
「コイツなら奴隷のように扱える」
「偉い人がいないときはコイツに全て仕事をやらせて、俺は楽しよう」
みたいな行動をとり始めたのです。


こういう言葉をよく聞くと思います。
「物静かな人ほど、怒るとヤバい」
「ニコニコしているヤツほど、本当はヤバい」
と.....

この年下の先輩は、まだまだ社会経験、というか人間経験が浅かったのでしょう。

ジョージは3ヶ月間我慢したのですが、とうとう限界がきて、先日キレてしまったのですw

相当ビックリしたんでしょうねw

それ以来、その年下上司は全く無駄な指示をださなくなりました。

でも、ジョージはこの年下上司を嫌っているわけではないのです。
お互いがお互いを敬い合い、協力し合い、切磋琢磨しながら、出来るだけ楽しく仕事をする。
それだけがジョージの願いなのです。

もう...20代の頃に経験した、同じ会社内の仲間たちと、金銭絡みでの醜い争いは懲り懲りです。
どれだけ、若い頃、他の競合会社とではなく、同じ会社の同期たちと血生臭い争いをしてきたか。

そんな、小っちゃな考えの自分は大嫌いだし、そしてもう2度と同じ過ちはしたくないのです(それでも、争いは繰り返されるかもしれないけど)。

だからといって、舐められるのは嫌いです。

たとえ、未熟であっても、失敗するかもしれないけれど、チャレンジし続ける行動力は失いたくない。

自分の意志は大切にしたい。

どんなに、周りから否定されても、仕事は、やっみないと分からないことが沢山あるから...



失敗しても、それが次に活かせれば上々。
そんな経験が積み重なれば、いつか高みに辿り着けるよ。

きっと


....なんか、山登りしたくなってきたなぁw

オリエント工業 ラブドール 

支配(欲)と服従(側)の狭間にて

ラブドールとは、結局は思うがままです。
されるがままの存在です。
心が無い人形なので当たり前なのですが...


ジョージは人間なので感情があります。

意思があり
こうしたいという未来への意志もあります。

歳を重ね、その中で沢山の経験を積めば、自信が増し、引き出しが増えて、そこでゆとりをもつことができれば、人に優しく接することが出来るようになるかもしれません。



なんでもバランスが大事ですが、
今回ジョージが仕事で気づいたことは、
もしも、相手に伝えなくてはならない大切な気持ちがあるならば、勇気と自信を持って伝える行動力が重要なんだなぁと思ったことでした(ジョージは相手にキレちゃったから、ちょっと遅かったかなw)。


一方、ラブドールに興味を持った女性たちには、
ジョージの一方的な偏見になってしまうかもしれないのですが、自分の最近の仕事の経験から感じたことも、そしてジョージ自身も含めて

どこかで
自分の素直な感情を表現できない。
表現しづらい。
どこにもぶつけることができない。
どうしようもない不甲斐なさ。
性との向き合い方への戸惑い
が今の(昔からかもしれない)日本人女性にはあり、ラブドールはそんな社会に対して、やりきれない自分を客観的に投影して見つめることができる存在なのではないか

そう感じました。



ジョージは、3兄弟の次男として生まれ、今まで何不自由無く生きてきました。
欲を言えば、生まれながらの酷いアトピー持ちなので、基本的に長期保存できる食糧はほどんど食べれません。
肝臓も弱いので、お酒なんかはもっての他ですし、不規則な生活も御法度です。

それ以外であれば、今まで本当に自由に生きてきました。
それもみんな、両親や兄弟のおかげであることは勿論のことでありますが、
今までの良き出会いも、または、そうではない事も、全てがあっての今の私という人間性が成り立っていると感じます。

ジョージが考えて考え抜いた答えは、仕事場においてはもはや
発言したのはジョージでも、その中身はジョージだけのものではなくなっているのかもしれません。

沢山の人との出会いから、沢山のことを教えて貰い、自分の糧とする。

それらの経験を基にして、沢山のことにチャレンジする。





ジョージは最近、こう自分に言い聞かせています

失敗してもいいじゃない
次に活かせれば

恥ずかしい思いをしてもいいじゃない
次に活かせれば

不安や心配事の多い毎日だけど
とにかく、笑ってしまおう
心の中で微笑もう

笑っていたほうが、例えそのときジョージの気持ちが落ち込んでいたとしても、もしかしたら
その笑顔で救われたと思う人がいるかもしれないから.....
オリエント工業 ラブドール 



長くなりましたが、
最後に
ジョージの思い出の歌を紹介して終わりにしたいと思います。

この歌はテレビゲームのファイナルファンタジー7のエンディングテーマとして使われていました。
もう、20年以上前の作品になるのでしょうか。
ジョージはこの歌を聴いたとき、幼心ながらでも、とても胸を締め付けられるような、切ない、けれども、どこか幸せに包まれているような感覚になったのを覚えています。
あの時、このCDが欲しいなぁ、欲しいなぁと思い続けて、20年くらいの年月を経て、4ヶ月ほど前にやっと購入しましたwww

20年の年月を経ても色褪(あ)せない、ジョージの中では感動の名曲

eyes on me

もし、よろしければ聴いてくださいね♪





Whenever sang my songs
歌う時はいつも
On the stage, on my own
ステージで独りきり
Whenever said my words
語るときはいつも
Wishing they would be heard
聞いてほしいと願ってた
I saw you smiling at me
そのたびに、あなたが笑っていたような
Was it real or just my fantasy
本当かしら、気のせいかしら
You'd always be there in the corner
あなたはいつも片隅にいた
Of this tiny little bar
ちっぽけな、このバーの

My last night here for you
ここで最後の夜
Same old songs, just once more
いつもの曲を、もう一度
My last night here with you?
あなたとも最後の夜?
Maybe yes, maybe no
かもしれないし、違うかも
I kind of liked it your way
何となく好きだった
How you shyly placed your eyes on me
恥ずかしそうに私を見るあなたの目
Oh, did you ever know?
あなたは知っていたかしら
That I had mine on you
私もそうしていたことを

Darling, so there you are
ねぇ、あなたはそこで
With that look on your face
相変わらずの表情
As if you're never hurt
傷ついたりしないかのような
As if you're never down
落ち込んだりしないかのような
Shall I be the one for you
こうしましょうか
Who pinches you softly but sure
ぎゅっと優しくあなたをつねるの
If frown is shown then
しかめ面をしたら
I will know that you are no dreamer
あなたが夢を見てないってわかる

So let me come to you
あなたのところへ行かせて
Close as I wanted to be
好きなだけそばに
Close enough for me
うんと近づくの
To feel your heart beating fast
高鳴る鼓動を感じるほどに
And stay there as I whisper
そのまま私の話を聞いて
How I loved your peaceful eyes on me
穏やかな瞳に見つめられ、どれだけ嬉しかったか
Did you ever know
あなたは知っていたかしら
That I had mine on you
私もそうしていたことを

Darling, so share with me
ねぇ、私に分けてよ
Your love if you have enough
余るほど愛があるなら
Your tears if you're holding back
涙をこらえているなら
Or pain if that's what it is
苦悩なら、それでもいい
How can I let you know
どうしたらわかってもらえるかしら
I'm more than the dress and the voice
私は服と声ばかりじゃない
Just reach me out then
こちらに手を伸ばしてくれたら
You will know that you're not dreaming
夢じゃないって、あなたもわかるのに

*Repeat
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